前田健太、渡米6年目で芽生え始めた“エースの自覚”「米国に来て初めて思いました」
「とにかく実績をもっともっと積み上げていかないと」
ツインズの前田健太投手は21日(日本時間22日)、エースの自覚をのぞかせた。今キャンプ初めてブルペン入りして33球。報道陣の取材に対応し、「チームの中心になってやっていきたい」と意気込みを示した。
ドジャースからツインズへ移籍した昨季は11試合登板、6勝1敗、防御率2.70を記録した。メジャートップのWHIP0.75をマークし、サイ・ヤング賞争いでも2位と躍進。「心境に変化はないです。自分がこのチームで一番だと思ってないです」と謙遜したものの、絶対エース・カーショーらがいたドジャースとは違う思いが芽生えつつあるようだ。
「周りの方の見方とか、評価とかは去年の1年で変えることができたと思う。もっともっと上げられるようにしたいなという意識はありますし、チームの中心となってやっていきたいとアメリカに来て初めて思いました。ドジャースの時はあまり自分が中心にと思える成績も残せなかったですし、そんな環境でもなかった。ツインズに来て環境が変わって去年は良い1年になったので、引っ張っていこうって感じじゃないんですけど、(チームの)中心になってチームの優勝に貢献できたらなと思います」