阪神・糸井嘉男が激白「終わりに近づいている」 超人復活へ「自分自身を見返したい」
近大の後輩、ドラフト1位ルーキー佐藤輝が入団「特別な思いは多少あります」
――今年は40歳の大台を迎えるシーズンになる
「そこはどう考えても終わり(現役引退)に近づいていると思う。周りから見ても年齢的な部分は自分ではどうすることもできないじゃないですか。その中で自分の中での意地を出したいと思っています。」
――近大の後輩“糸井2世”と呼ばれるドラフト1位ルーキー佐藤輝が猛アピールを見せている。
「もはや“糸井2世”じゃ勿体ない。柳田2世でしょ」
――糸井選手、自身からみてもズバ抜けた能力を持っていると感じる?
「いやぁ衝撃を受けましたね。打撃練習でも誰も打ったことないところまで飛ばしているし、人にできないことをすでに出来るのは凄いよ。それは一緒にやっている阪神の選手の誰もが思ってるんじゃないかな」
――三塁、外野を守るが同じポジション争いを強いられることになる可能性もある
「後輩でもありますし、特別な思いは多少ありますね。これから何十年とやっていく選手だと思うし、将来に向けてアドバイスできればとも思っています。今のスイングに至るまで自分の中で研究して、ああいうスイングができるようになっている。中々、できない。彼なりの努力もあるだろうしね」
――2人で優勝の力になれることが一番?
「それが最高ですね」
――今年の目標
「(日本ハム時代の)2012年以来のビールかけですね。そこしかないでしょ」
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)