メジャー通算108勝左腕がジャイアンツとマイナー契約 昨季には西武も獲得調査
球宴3度、07年に最多奪三振のカズミアーが山口俊と先発の枠を争う
2016年を最後にメジャーの舞台から遠ざかっている通算108勝左腕スコット・カズミアー投手がジャイアンツとマイナー契約を結んだと、米スポーツ専門局ESPNのバスター・オルニー記者ら米メディアが伝えた。同じくジャイアンツとマイナー契約を結んだ山口俊投手らとメジャー昇格を争うことになる。
オルニー記者は「カズミアーはジャイアンツとマイナー契約に合意し、メジャーのキャンプに招待された。球速は最近のブルペンで時速92~93マイル(約148~150キロ)に達している」と伝えている。
37歳のカズミアーはレイズ時代の2005年から5年連続2桁勝利を挙げるなどメジャー通算108勝をマーク。2007年には239奪三振で最多奪三振のタイトルを獲得し、オールスター戦には2006、08、14年と3度選出されている。
10勝を挙げたドジャース時代の2016年を最後にメジャーの舞台から遠ざかり、ブレーブス傘下に所属した2018年3月に自由契約となっていた。メジャー通算成績は12年間で298試合登板、108勝96敗、防御率4.01。昨季には西武も獲得調査したと米メディアが伝えていた。
(Full-Count編集部)