千賀&東浜が出遅れも候補いっぱい… 当確は3人、鷹の開幕ローテを独自予想
当確組以外の残る3枠を争うローテ候補の5人は…
現状では、残る3枠を他の候補が競っている状況にある。ここからのオープン戦の結果、内容、アピール具合によって誰がその座を掴むか。熾烈な競争はこれからも続いていく。その中でもローテ入りが有力なのは笠谷、武田、二保の3人か。
笠谷は昨季はショートスターターとして頭角を表すと、終盤には先発としてチームの優勝に貢献。ここまでの実戦でも、まずまずの内容を見せている。近年、不安定な投球を見せていた武田も本来の力を発揮できれば、エース格になれるだけの力を持つ。オープン戦で安定した投球を示せれば、ローテに入ってくるだろう。二保は昨季も開幕ローテに入り、先発で4勝をマーク。ここまでの実戦登板でも結果を残している。
この3人の他に候補となるのが、大竹耕太郎投手と杉山一樹投手の2人。大竹は球速こそ速くないが、本格派の揃うホークス投手陣の中にあって珍しい技巧派の左腕。相手打者の目先を狂わし、惑わすという点から言ってもローテに入ってきてもおかしくない。杉山は最速157キロを誇る大器。ボールの力は一級品だが、安定感では未知数なところがあり、今後のオープン戦登板がローテ入りの鍵を握りそう。
現時点では石川、和田、高橋礼の当確組に加えて、笠谷、武田、二保の3人を開幕ローテ投手として予想した。ただ、当確の3人以外の競争は熾烈。オープン戦の結果次第で、どう転ぶか分からない。この競争から目が離せない。
(Full-Count編集部)