鷹・今宮、6か月ぶり実戦でいきなり2安打 ブランク感じさせず「感覚良かった」

ソフトバンク・今宮健太【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・今宮健太【写真:藤浦一都】

ふくらはぎのコンディション不良でキャンプをリハビリ組で送っていた今宮

■ソフトバンク 14-2 中日(オープン戦・2日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの今宮健太内野手が2日、本拠地PayPayドームで行われた中日とのオープン戦で1軍に復帰した。昨年8月19日のロッテ戦以来となる実戦に「2番・遊撃」でスタメン出場すると、いきなり2安打を放った。

 ふくらはぎのコンディション不良のため、キャンプ序盤からリハビリ組で調整を続けていた今宮。この日から1軍に合流すると、早速スタメン出場した。初回、無死二塁での第1打席は痛烈な右直に倒れたものの、2回無死一、二塁で迎えた第2打席に左前安打。さらに3回の第3打席でも左前安打を放ち、3打数2安打としたところで代走が送られた。

 試合後、今宮は「時間をいただいて、今日戻ってこられた。結果にこだわってやっていくと言っていて、初戦からいい形で入れたと思います」と約6か月ぶりの実戦を回顧。キャンプ中はB組の練習試合などにも出場せず、生きた投手の球を見たのは打撃投手とシート打撃だけ。それでも、早速2安打を放った。

「キャンプでBPとシート打撃をやらせてもらった時に状態が良かった。これだったら練習の量を増やした方がいいかなと思って、守備練習や特守の量を増やしてきた。6か月ぶりの実戦でしたけど、すごく感覚は良かった」。久々の実戦にも関わらず、打撃面に関しては大きなブランクは感じなかったようだ。

「変化球はこれからどんどん見て、細かいところ、バントとかはこれからやっていければと思います。思う通りにやらせていただいて感謝している。その分はチームのために結果で示したい。開幕でショートを守っていられるようにやっていきたい」と笑顔を見せた今宮。頼もしき鷹の遊撃手がチームに戻ってきた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY