加藤豪将が“メジャー初本塁打” 地元メディア称賛「大きな1日」「素晴らしい」
加藤はサンディエゴの高校出身、地元紙「大きな1日を送った」
■ブルワーズ 8-5 パドレス(オープン戦・日本時間4日・ピオリア)
パドレスでマイナー契約の加藤豪将内野手は3日(日本時間4日)、アリゾナ州ピオリアで行われたブルワーズとのオープン戦で“メジャー初本塁打”を放った。6回に代走として途中出場し、7回の打席で左越え1号3ラン。メジャー昇格へアピールした。
加藤の一発は7回1死一、二塁だった。6番手右腕ブラウンから左中間スタンドへ。メジャーでのオープン戦はこれが3年目。通算26試合目で待望の初アーチとなった。サンディエゴの高校を出た日本人野手の一発に、地元紙サンディエゴ・ユニオントリビューンも反応。「大きな1日を送った」「ランチョ・バーナード高卒の選手が本塁打を放つ」と伝えた。
2試合ぶりの安打で今季のオープン戦成績は4打数2安打の打率.500、1本塁打、3打点となった。同紙のパドレス番ケビン・エイシー記者は「ランチョ・バーナード高卒のゴウスケ・カトウが3ランHR。彼は毎試合でプレーしており、フィールド上でなかなかいいプレーを披露している」と活躍ぶりをツイートした。
地元放送局「FOXスポーツ・サンディエゴ」は加藤の一発を興奮気味に伝えた。実況のダン・オルシロ氏は「ゴウスケ・カトウが左翼スタンドへホームランを打ちました! 素晴らしいですね!」と称賛。中継レポーターも「右翼から左翼へ吹く風に若干助けられたかもしれません。笑みをこぼさずにはいられないようですね」とベンチ内で同僚に迎えられ喜びの表情を見せる加藤をレポートした。
(Full-Count編集部)