前田健太、同級生・澤村との対戦を心待ち「楽しみ」「ユニホーム似合ってる」
新たに取り組むカーブに「簡単にストライクが取れればもっと幅が広がる」
■レイズ 5-2 ツインズ(オープン戦・日本時間5日・フォートマイヤーズ)
ツインズの前田健太投手が4日(日本時間5日)、レイズ戦にオープン戦初登板し2回無安打無失点、3奪三振の好投。最速93マイル(約150キロ)をマークし、新たに取り組んでいるカーブなども試投した。登板後のオンライン会見で語った一問一答は以下の通り。
――今年初めての登板を振り返って
「良いボールもありましたし、もちろんまだまだのボールもあったんですけど、最初の登板としては良かったと思います。まあ、これからって感じです」
――良い空振りが多かった、ボールの精度はかなり上がってきている?
「感覚的にはまだまだですけど、取り組んでいるフォーシームの質を上げる取り組みは上手くできてきていると思います。感覚的には細かいコントロールとか確率は少し低いのでもう少し上げれるようにしたいです。初登板にしては良かったと思います」
――メジャーデビュー当時はカーブの比率が多かったが年々投げる比率が減っていった
「カーブが単純に打たれ始めていたからですね。僕のカーブは日本から来た時はどっちかというと緩いカーブだったので、初球ストライクを取るためには有効なボールだったんですけど、それ以降使いづらい球種だったので、もう少しスピードと回転数を上げてナックルカーブみたいなパワー系のカーブに少しづつ変えて行ってもうちょっと有効に使えるようにしたいなと思いました。コントロールが他の球種に比べるとどっちかと言うとストライクになる確率が低いのでその確率をもっともっと上げるようにしたいなと思ってます」
――カーブに求めるものは?
「カーブに関しては、自分の中で投げ分けて、その場面やバッターによって使い分けられるぐらい出来れば良いなと思います。どちらかと言うと三振を取るボールじゃないと思うので、スライダー、チェンジアップ以外の変化球で簡単にストライクが取れればもっと幅が広がると思うので、精度を高めていきたいなと思います」
――レッドソックスに移籍した澤村投手と連絡は?
「同級生ですしキャンプ地も近いのでいつか対戦する機会もあると思う。また球場で会えると嬉しいなと思いますね。レッドソックスのユニホームも似合ってますし、昨日ニュースでブルペンに入ったというのを見たので順調だと思います。シーズン中も当たる相手なのでいつか対戦、球場で会えるのを楽しみにしています」
――口髭が今日目立ちましたがチームメートなどから反応は?
「無いですね、剃るのがめんどくさいというだけです。あと、この下にでっかいニキビが出来ているので隠しているんですよ(笑)」
(Full-Count編集部)