9回2/3で25奪三振 “化け物右腕”の「フリスビー」スライダーにファン戦慄

ミシシッピ州立大のランドン・シムズ投手の投球が話題(画像はスクリーンショット)
ミシシッピ州立大のランドン・シムズ投手の投球が話題(画像はスクリーンショット)

ミシシッピ州立大2年の右腕は2年間で計23回2/3を投げて50奪三振

 奪三振率がなんと23.28。9イニングのアウトの数は27だから、ほとんどのアウトを三振で奪っている投手が話題になっている。米ミシシッピ州立大のランドン・シムズ投手で、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で投球分析をするロブ・フリードマン氏が自身のツイッターにシムズ投手の映像を投稿するとファンから驚きの声が寄せられている。

「ランドン・シムズ、うんざりするほどすごい83マイル(約133.6キロ)のスライダー……とソード。この男は9回2/3で25三振を奪っている」として投稿された映像では、シムズ投手が低めに鋭く曲がり落ちるスライダーを投げ込んでいる。

 ファンはその奪三振率と、変化球の切れに驚きの声を寄せている。「何イニングで何奪三振だって?」「フリスビーを投げてるな」「わからない…いったいどうやって……」「どうやってこんな球打つんだ」「ありえない」「ゲームの数字やん」「ばかげている」「ただただ不公平だ」。

 ミシシッピ州立大の公式サイトによると、シムズ投手は現在2年生。今季は4試合登板し、10回2/3で被安打6、与四球3、失点1、防御率0.84、奪三振27。2020年と合わせて2年間で23回2/3を投げて50奪三振をマークしているという。

 ちなみにNPBでの1試合最多奪三振(延長を除く)はオリックス野田浩司氏が1995年4月21日のロッテ戦でマークした19個。楽天田中将大投手の18個(2011年8月27日、対ソフトバンク)がこれに続く。シムズ投手は今後どんな投手に成長していくだろうか。

【動画】“化け物右腕”が投じるスライダーはまるでフリスビー!?

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