田中将大、OP戦2度目の先発は5回4安打1失点 チケット完売の静岡ファンから拍手

楽天・田中将大【写真:荒川祐史】
楽天・田中将大【写真:荒川祐史】

4回に自らのエラーで失点も5回3奪三振無四球、4安打1失点

■楽天 – DeNA(オープン戦・14日・静岡)

 楽天の田中将大投手が14日、DeNAとのオープン戦(静岡)で先発マウンドに上がった。オープン戦2度目の登板は5回を投げ、4安打1失点(自責1)だった。

 初回。先頭・桑原の左前打、牧の右前打などで1死一、二塁のピンチを招いたものの、佐野を中飛、宮崎を遊ゴロに打ち取った。2、3回と2イニング連続で3者凡退。4回は先頭・牧の右越え二塁打、佐野の右前打でピンチを招き、自らのエラーで失点。しかし、続く細川を遊ゴロ併殺打、大和を空振り三振に切り捨てた。5回も3人で抑え、5回65球、3奪三振無四球、4安打1失点(自責1)だった。

 田中将は6日の中日戦で4回6奪三振1四球、3安打2失点。13日のDeNA戦(静岡)が悪天候で中止となり、この日はスライド登板だった。オープン戦の防御率は3.00となった。

 前日からチケットの問い合わせが殺到し、内野席の前売り約7200枚が完売。急きょ外野席を開放した。約1000枚の当日券も約1時間で完売した。5回にマウンドを降りる際には球場から温かい拍手が送られた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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