助っ人ゼロで開幕の球団も… コロナ禍で来日できていない12球団の外国人たちは?
阪神は12球団で最多の6選手が来日済み、対照的にDeNAは誰も来日しておらず
【セ・リーグ】
・巨人
○合流済み
ルビー・デラロサ投手、エンジェル・サンチェス投手、チアゴ・ビエイラ投手、ゼラス・ウィーラー内野手
○来日できず
CC・メルセデス投手、ジャスティン・スモーク内野手※、エスタミー・ウレーニャ内野手、エリック・テームズ外野手※
・阪神
○合流済み
チェン・ウェイン投手※、ジョン・エドワーズ投手、ジョー・ガンケル投手、ロベルト・スアレス投手、ジェフリー・マルテ内野手、ジェリー・サンズ外野手
○来日できず
ラウル・アルカンタラ投手※、メル・ロハスJr.内野手※
・中日
○合流済み
ジャリエル・ロドリゲス投手、ライデル・マルティネス投手、アリエル・マルティネス捕手、ダヤン・ビシエド内野手
○来日できず
ランディ・ロサリオ投手、マイク・ガーバー外野手
・DeNA
○合流済み
なし
○来日できず
フェルナンド・ロメロ投手※、マイケル・ピープルズ投手、エドウィン・エスコバー投手、ネフタリ・ソト内野手、タイラー・オースティン外野手
・広島
○合流済み
テイラー・スコット投手、ヘロニモ・フランスア投手、ケビン・クロン内野手※、アレハンドロ・メヒア内野手
○来日できず
カイル・バード投手※、ドビーダス・ネヴァラウスカス投手※
・ヤクルト
○合流済み
スコット・マクガフ投手、アルバート・スアレス投手
○来日できず
サイスニード投手※、リック・バンデンハーク投手※、ホセ・オスナ内野手※、ドミンゴ・サンタナ外野手※
セ・リーグで最も助っ人が合流しているのは、最多8人の助っ人を抱える阪神。新加入のチェン・ウェインを含む6選手が来日し、すでにオープン戦に出場している。新助っ人のアルカンタラ、ロハスJr.の来日は未定ながら、他球団と比べると、大きな影響はなさそうか。巨人もサンチェスら4人が来日済み。補強の目玉だったスモーク、テームズが来日できていないのが痛いが、そこは現有戦力で穴埋めできるか。
12球団で最も影響を受けているのがDeNA。新加入のロメロをはじめ、5人の助っ人全員がまだ来日できていない。主砲のソト、オースティンも不在のまま開幕を迎えなければならず、三浦大輔新監督は厳しい戦いを余儀なくされそうだ。中日は新助っ人のロサリオ、ガーバーは不在ながら、ライデル&アリエルの“Wマルティネス”やビシエドといった主力は来日している。
広島は新助っ人のクロンが合流し、オープン戦に出場。4選手が来日している。ヤクルトは新加入の助っ人4人全員がまだ来日できていない。マクガフ、スアレスの2人は合流しているが、戦力層を考えると、厳しい現状にあるか。
支配下登録された75人の外国人選手の中で、まだ来日できていない選手は半数近い36選手にも上る。新加入選手で来日、合流できているのは阪神のチェンと広島のクロンの2人だけ。この外国人たちの動向がペナントレースの行方にどう影響するだろうか。
(Full-Count編集部)