山口俊、暴投絡み2回1失点も手応え 「内容はそこまで悪くない、順調に来ている」

ジャイアンツ・山口俊【写真:Getty Images】
ジャイアンツ・山口俊【写真:Getty Images】

今オープン戦初の2イニングに登板、2暴投が絡み1失点

■ロイヤルズ 6-1 ジャイアンツ(オープン戦・日本時間16日・サプライズ)

 ジャイアンツとマイナー契約の山口俊投手が15日(日本時間16日)、ロイヤルズとのオープン戦で7回から6番手としてリリーフ登板し2回2安打1失点。自らの暴投で初失点を喫したが「僕の中では内容自体はそこまで悪くはないと思っている。順調には来ているのかな」と語った。

 山口は7回の先頭ドージャーに左翼線二塁打を浴びたが、後続を打ち取り無失点。今オープン戦初の2イニング目となった8回は先頭のマティアスに左前打を浴び2つの暴投が絡み1点を失った。

 降板後にオンライン取材に応じた右腕は「カウントを取りたい場面でカウントを取れてましたし、結果的にヒットや失点がありましたけど、僕の中では内容自体はそこまで悪くはない。順調には来ているのかなと思っています」と試合を振り返った。

 ここまで3試合全てリリーフ登板だが「自分自身の置かれている立場もすごい変わっていますし、だから今、先発がどうこうとか、リリーフがどうこうというところよりも、まずは与えられたところでしっかり結果を出して、まずはメジャー枠、26人のロースターに入ることが一番なので。それからじゃないですかね。自分をどういう風に持っていくかというのは」と、メジャー昇格に向けアピールを続けていく。

 今シーズンの課題としてカットボール、スライダーの精度を重視してきたが「左打者にもカットでファウルを取れていましたし、アウトコースのカットでも見逃しを取れていた。やってきたことは結果としていい方向に出ているので。その辺がもう少し精度を上げていければ、投球の幅が広がるんじゃないかなと思っています」と、手応えも口にしていた。

(Full-Count編集部)

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