二刀流の難しさを見たからこそ…大谷翔平の“夜明け”に同僚も歓喜「見るだけで幸せ」
ヒーニーは5回1安打無失点と好投、試合後に大谷について熱弁「二刀流の難しさは…」
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、アリゾナ州ピオリアで行われたブルワーズとのオープン戦を欠場した。それでも、チームメートや米メディアの熱い視線は変わらないようだ。この日先発で5回8奪三振1安打無失点と好投したアンドリュー・ヒーニー投手は米メディアから大谷に関する質問を受け、「健康で快適でいるのを見るだけで幸せだよ。とてもワクワクしている」と声を弾ませた。
大谷はオープン戦全8試合で安打を放ち、打率.600、4本塁打を記録。投げては最速100マイル(約161キロ)とオープン戦から二刀流復活へ躍動している。ヒーニーは「メジャーにおいて1つの領域で他よりも秀でるというのは難しいことだ。ショウヘイはそれをやっている。しかも打席とマウンドで」と称賛。続けて二刀流継続の難しさを訴えた。
「時間やエネルギーを管理する難しさに関しては……。ショウヘイは本当にアメージングだ。多くの人が分かっていないことだが、両立させるために重ねてきた努力は、それだけで十分に大変なことだ。精神的に極めて難しいことなんだ。今、非常に良い状態にいるようだ。良いプロセスで進んでいる。僕は彼が健康で、競い合っているのを見るだけで嬉しいよ」
ストイックな大谷と常日頃から接しているだけに、チームの主戦左腕も大谷の奮闘が嬉しいようだ。先発ローテについても「バンディの昨年の活躍、ショウヘイの持っているポテンシャルの素晴らしさ。グリフィン(キャニング)も今年大きなステップを踏んでいるし、キンタナやカッブもアウトの取り方を知っている。自分のことだけ心配しているよ。準備はできている」と話した。
大谷の次回登板は21日(日本時間22日)のパドレス戦。シーズン開幕へ弾みをつける投球としたいところだ。
(Full-Count編集部)