西武・高橋が災害救助犬を支援、登板ごとに2万円寄付へ「覚悟を持ってマウンドに」
外崎は新たに地元・弘前市内の野球振興に貢献へ
西武は19日、高橋光成投手が地震や豪雨災害などの現場で活躍する災害救助犬支援のために、公式戦で登板するごとに2万円を積み立てて、NPO法人「日本捜索救助犬協会」に寄付すると発表した。
愛犬家である高橋は「先輩方が社会貢献活動に取り組んでいる姿を見て、いつか僕も取り組みたいという思いを抱くようになりました。実家で犬を飼っていることもあって幼い頃から犬が大好きなので、犬に関係する活動ができれば良いなと考えていました。救助犬に負けないように僕も、苦しい時こそチームを助けられるような投球をしていきたいですし、しっかりと結果を残さないといけないと自覚しています。今シーズンはじめて開幕投手にも指名していただきました。シーズンを通して感謝の気持ちと覚悟を持ってマウンドにあがります」と球団を通じてコメントを発表した。
西武は2018年3月に地域コミュニティ活動「L-FRIENDS」を発足。以降、「野球振興」「こども支援」「地域活性」「環境支援」の4つの柱のもと、野球教室の開催やオレンジリボン運動など、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいる。選手たちも、小児がんのこどもとその家族を主催試合に招待したり、試合での成績に応じてグローブやランドセルを寄付したり、さまざまな活動を行っている。
外崎修汰内野手はこども食堂をはじめとしたこどもたちの居場所づくりを支援しており、今季公式戦で盗塁を決めるごとに1万円を寄付する。今季からは新たに盗塁を決めるごとに1万円を積み立て、弘前市内の保育施設にバットやボールなどを寄贈し、野球振興活動に役立てる。
ほかにも今井達也投手は所沢市の知的障がい児や肢体不自由児を招待。増田達至投手は登板ごとに2万円を積み立てて、NICU病棟がある病院に寄付・寄贈をしている。平井克典投手は、ひとり親や経済的に恵まれない家庭の子どもにグラブを寄付、内海哲也投手は児童養護施設の子どもたちへのランドセル寄贈、武隈祥太投手は難病の子どもとその家族を支援する活動を実施している。
森友哉捕手は所沢市の知的障がい児や肢体不自由児の招待と環境支援、山川穂高内野手は沖縄県などの環境支援に尽力。栗山巧外野手は小児がんの子どもと家族の支援、所沢市の知的障がい児や肢体不自由児の招待を継続実施している。
(Full-Count編集部)