大谷翔平は“MVP候補” エンゼルスが巨額契約提示するのは「間違いない」と米経済誌
大谷は2月、年俸調停の公聴会を回避して2年850万ドルで契約
オープン戦で投打に渡って充実ぶりを示すエンゼルス・大谷翔平投手。米経済誌「フォーブス」は完全復活に向けて歩を進める二刀流右腕に注目し、今季のMVP候補であるとともに、そうした活躍によって将来の巨額契約が現実のものになると伝えている。
大谷は今年2月、エンゼルスと2年850万ドル(約9億2500万円)で契約を結んだ。2021年の年俸は300万ドル(約3億2600万円)、2022年の年俸は550万ドル(約5億9900万円)となる。
「フォーブス」誌は大谷と、今季終了後にFAとなるドジャースのコーリー・シーガー内野手について「スプリングトレーニングが彼らの今後を示すサインだとしたら2人は2021年、リーグMVPの有力候補の1人であろう。今季MVPとして考えられるような活躍をすれば、彼らは巨額契約へ向かって準備を整えているといえる」と報じている。
記事は「大谷は近代野球で初めてインパクトを与えることのできる真の二刀流としてスーパースターになることが期待されていた。しかし、右肘の怪我もあり打者に専念すべきという議論が起きた」と説明。そして「エンゼルスが投打両方で試そうとしていることは正しいことかもしれない。2年850万ドルという契約がものすごいバーゲンになるかもしれないのだ」と指摘する。
大谷がFAになるのは2023年シーズン後。それまでにエンゼルスが長期で巨額の契約を提示して引き留めようとするのは「間違いないだろう」と予測。さらにオープン戦での活躍がレギュラーシーズンでの活躍の“兆し”であるならば、大谷が今季「MVP候補として名前が上がることは間違いない」とも。来年のこの時期にはシーガーと大谷は「大注目を集めているかもしれない」としている。
(Full-Count編集部)