パ・リーグ主催400試合以上がアメリカでライブ放送へ 「今以上にプロ野球ファンを増やしたい」
米スポーツ局「FTF」と契約締結、3月26日の開幕戦からライブ放送開始
パシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)は、米国スポーツ専門チャンネルFor the Fans「FTF」と、アメリカ国内における2021年パ・リーグ主催試合のライブ放送などの内容が盛り込まれた契約を締結した。開幕戦が行われる3月26日(金)は全試合米国でライブ放送されることが決定した。
放送はパ・リーグ主催試合の公式戦(375試合)、日本生命セ・パ交流戦のパ・リーグ主催試合(54試合)、クライマックスシリーズ・パを予定している。ライブの他、再放送もされる予定。昨季途中から始まった米国での動画放送を今年は開幕から規模も拡大して届けることになる。
PLMは契約した主な理由に「今以上にプロ野球のファンを増やしたい。米国の野球ファンに日本のプロ野球をより知ってもらう機会とする。米国でプレーする選手にもパ・リーグについてもっと知ってもらいたい。FTFが新たに契約したRokuユーザー(アクテイブユーザー数5300万人)を通じてもっと興味を持っていただきたい」などを挙げている。
PLMの園部健二・執行役員事業開発本部長兼経営企画部長は「米国のファンの皆さまより、2021年シーズンの放送を期待する声を多数いただき、今回の実現に至りました。今年のFTFのデジタルチャンネルは視聴可能世帯数が1.15億世帯と大幅に拡大し、パ・リーグの試合を観ていただける方々はより一層増えていくことと思います」とコメントしている。
(Full-Count編集部)