鷹・石川柊太、育成出身初の開幕戦勝利投手「選手たちの夢になれれば」
初の開幕投手を任されて7回5安打1失点で勝利投手に
■ソフトバンク 8-2 ロッテ(26日・PayPayドーム)
ソフトバンクが5年連続で開幕戦を白星で飾った。26日に本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦。球団史上最多タイとなる開幕戦4本塁打が飛び出し、初の開幕投手を託された石川柊太投手は7回1失点で育成出身者として初となる開幕戦での勝利投手になった。
初回を3人で簡単に片付けた石川。その直後に同級生の今宮が2ランを放って援護をもらうと、ロッテ打線をねじ伏せていった。3回までパーフェクト。5回、6回に満塁のピンチを招いたものの、なんとか凌ぎ、マーティンに浴びたソロの1点のみにとどめた。7回まで投げて5安打1失点の好投だった。
これで育成出身者として初めての開幕戦勝利投手に。チームメートの千賀滉大投手が2018年、2019年と開幕投手を務めてきたが、勝利投手にはなれておらず、石川が初の快挙に。石川は「そういう選手たちの夢になれればいいと日頃思っているので、そういう存在になれればいいと思います」と語っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)