大谷翔平の二刀流完全復活で地区Vに現実味 MLB公式記者「非常に大きな役割担う」
同地区ライバルの現状踏まえ「エンゼルスが今年ア・リーグ西地区を制する」
二刀流完全復活に向け、順調な調整を踏んでいるエンゼルスの大谷翔平投手。ここまでのオープン戦では11試合に出場し打率.571、5本塁打、8打点。投げても渡米後最速となる101.9マイル(約164キロ)を計測した。米メディアも今季への期待は大きいようで、MLBネットワークではプレーオフ進出の鍵を握る存在として注目している。
同メディアの公式ツイッターで「ショウヘイ・オオタニの二刀流の成功は、エンゼルスが2021年にポストシーズンに進出する鍵となるか?」とのメッセージとともに解説動画を公開。その中でMLB公式のマーク・フェインサンド記者が「エンゼルスが今年ア・リーグ西地区を制すると思う。オオタニが非常に大きな役割を担うだろう」と強調した。
チーム戦力については「投手陣に関しては大エースはいないが、良い投手は複数いる。攻撃陣は素晴らしい」と分析。エンゼルスが所属するア・リーグ西地区の現状を踏まえ「アストロズもアスレチックスも(戦力的に)少し後退している今年、エンゼルスのためにドアは開いている。優勝争いに加わるようであれば、トレードデッドライン前に投手を1人か2人補強することもあり得るだろう」と占った。
昨季まで6年連続でプレーオフ進出を逃しているエンゼルス。フェインサンド記者は「今年はついにマイク・トラウトが10月(ポストシーズン)に戻ってくる年になるだろう」と期待を込めた。
(Full-Count編集部)