大谷翔平、リアル二刀流から“中0日”出場テストか 指揮官示唆「体がどう感じるか」
30日にリアル二刀流→31日に打者出場の可能性→2日打者で公式戦開幕
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)の敵地・ドジャース戦でオープン戦最終登板に臨む。投打同時に出場する予定で、投手として3、4イニング。打者として2打席立つ予定だ。ジョー・マドン監督は「(登板翌日31日)ドジャース戦で打席に立てるかどうかは、翌日の状態を確認してから決めたい」と、開幕前に登板翌日の打者出場を試す可能性も示唆した。
メジャー1年目の2018年、エンゼルスはNPB時代の二刀流起用法を踏襲。昨年7月27日(同28日)の敵地・アスレチックス戦で登板翌日に打者出場したものの、これまで登板翌日は休養日だった。「明日の試合の話が終わったら、次は『最後のドジャース戦の打撃はどうする?』という話になる。開幕戦前日はオフ。彼の体がどう感じるか、そして休みがどれだけ必要かが重要だ」。大谷と積極的にコミュニケーションを図り、最善の起用法を探っていくつもりだ。
公式戦初登板は開幕4戦目、4日(同5日)の本拠地・ホワイトソックス戦に決まった。マドン監督は「2日(同3日)の第2戦はカイケルが投げるようだが、今のショウヘイの打撃の状態なら右も左も関係ない」と話しており、開幕から第2戦まで打者・大谷として出場することとなりそうだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)