「こんな助っ人見たことない」鷹の強さを象徴、グラシアルの“神走塁”をファン絶賛
左翼への浅いファウルフライで一気に生還
■ソフトバンク 3ー1 オリックス(30日・京セラドーム)
30日に京セラドームで行われたオリックス戦で開幕4連勝を飾ったソフトバンク。接戦をモノにして勝利を掴んだ一戦でキューバ人助っ人のジュリスベル・グラシアル内野手が見せた好走塁がファンの驚きを誘っている。
同点で迎えた2回の攻撃だった。1死一、三塁で栗原が放った打球は左翼線への浅いファウルフライとなった。左翼の吉田正が前進して打球をキャッチ。この瞬間、三塁走者だったグラシアルはタッチアップで本塁へとスタートを切った。
吉田正は三塁の紅林へと送球。ボールを受けた紅林は、グラシアルがスタートを切っていないと思ったのだろうか。その場でタッチするような動きを見せたあと、慌てて本塁へ送球しようとしたが、時すでに遅し。グラシアルは頭から本塁へと突っ込み、先制点を生み出した。
この助っ人の高すぎる走塁意識にファンも驚くばかり。「【激走】グラシアル『“走塁意識の高さ”がグラシアル』」と題した「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeの動画には「神やんけ」「凄すぎるよ」「こんな助っ人見たことないよ」「ホークスが強い理由とオリックスが勝てない理由が一目で分かるプレー」「こういう積み重ねがホークスの強さなんよなー」「これがホークスの強さなんだよなぁ」とのコメントが並んでいた。