ダルビッシュ&前田健太、史上初の同日開幕投手も勝ち星ならず ともに5回途中降板
ダルビッシュは4回2/3で8安打4失点、前田は4回1/3で6安打2失点
パドレスのダルビッシュ有投手とツインズの前田健太投手が1日(日本時間2日)、日本人投手史上初の同日開幕投手を務めたものの、ともに今季初勝利はならなかった。
レンジャーズ時代の2017年以来4年ぶりの大役を務めたダルビッシュは、本拠地ダイヤモンドバックス戦で先発。5点リードで5回のマウンドに上がったが、まさかの一発攻勢を浴びた。1死からマルテに中越えソロを被弾。カブレラにも右越え2ランを許した。4回2/3で93球(ストライク64球)を投げ、6奪三振1四球、8安打4失点。勝利投手の権利まであと1死足りなかった。防御率7.71。
メジャー6年目で初の開幕投手を務めた前田は敵地ブルワーズ戦で先発。3回に押し出し四球を与え、5回は味方の失策にも足を引っ張られた。4回1/3で88球(ストライク57球)、5奪三振3四死球、6安打2失点(自責1)。防御率2.08となった。
開幕戦に先発した日本人投手は2000年の野茂英雄から2019年の田中将大まで延べ10人。日本人2投手が開幕投手を務めるのは2017年にダルビッシュ、田中が務めて以来4年ぶりだった。00、03年の野茂、09年の黒田博樹、19年の田中が勝利投手となっていたが、日本人投手の2年ぶり開幕戦勝利投手もならなかった。
(Full-Count編集部)