4.9メートルも曲がってる? 打者お手上げ“UFOスライダー”が「これはフリスビー」

レイズのライアン・トンプソン【写真:Getty Images】
レイズのライアン・トンプソン【写真:Getty Images】

曲がりに曲がる「始まりと終わりの位置は郵便番号が違うぐらい離れている」

■レイズ 1-0 マーリンズ(日本時間2日・マイアミ)

 1日(日本時間2日)に開幕したメジャーリーグで、いきなり衝撃の変化球が飛び出した。レイズのライアン・トンプソン投手が、マーリンズ戦で投じたスライダーが話題に。あまりの曲がり方に「なんてこった、これはフリスビーだ」「始まりと終わりの位置は郵便番号が違うぐらい離れているな」などと驚きの声が上がっている。

 衝撃の1球が飛び出したのは、7回先頭にスターリング・マルテを迎えた場面だった。右打者の外角いっぱいに来ると思われた球は、驚きの弧を描いて左打席の中央付近まで曲がった。マルテも手を伸ばすも、バットは見当違いの空振りとなった。

 どう考えても打てっこない軌道を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で支持される野球研究家のロブ・フリードマン氏が「79マイル(約127.1キロ)のUFOスライダー」などとメッセージを添えて動画で紹介。ファンからは「理解できない」「オーマイガー」「私の脳ではこの球を処理できない」「16フィート(約4.9メートル)も曲がっているみたい」などとコメントが寄せられていた。NPBでスライダーといえば、伊藤智仁・現ヤクルト投手コーチの“魔球”が強く記憶に刻まれているが、それを凌駕してもおかしくない驚異の変化を見せていた。

【動画】完全に“フリスビー状態”の曲がりすぎスライダー

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