鷹また打てず4連敗、高橋礼は2戦続けて四死球連発の背信投球 西武は呉3安打5打点で4連勝

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

ソフトバンクは8回までわずか3安打、高橋礼は8四死球を与えて6失点

■西武 7ー4 ソフトバンク(3日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは終盤まで打線の元気がなく、4連敗を喫した。3日に本拠地PayPayドームで行われた西武戦。先発の高橋礼が8四死球を与える大乱調で5点を失うと、前日2安打に終わった打線は最終回に3点を返したものの、時すでに遅し。開幕4連勝のあと4連敗となった。

 2試合続けて高橋礼が背信の投球となった。今季初登板で9四死球を与えていたサブマリン右腕は先頭の金子に四球を与えると、1死満塁から外崎に押し出し死球。さらに呉に中前2点適時打を許して初回に3点を失った。

 3回は森を四球で歩かせ、中村の二塁打、木村の犠飛で失点。5回も山野辺への死球から呉に適時打を浴び、6回4安打8四死球5失点で降板。「前回と同じ失敗をしてしまった。野手の方にも、中継ぎの方にも本当に申し訳ない。もう1度自分の投球を見つめ直します」とうなだれた。

 前日2安打に終わっていた打線はこの日も終盤まで元気なし。1番に川島、6番には真砂を起用してテコ入れを図り、期待通りに1番に据えた川島が先頭打者本塁打を放ったが、8回までわずか3安打。9回に柳田が2号ソロを放つなど、4安打を集中して3点を返したが、反撃も及ばなかった。

 西武は引き分けを挟んで4連勝。初回に外崎の押し出し死球で先制すると、呉が中前2点適時打。呉は5回の第3打席、7回の第4打席でも適時打を放ち、この日3安打5打点の大当たりだった。先発の浜屋は5回を投げて3安打6奪三振1失点で今季初勝利。9回に井上が3点を失ったものの、最後は守護神の増田がリードを守り抜いた。

【動画】逆方向へ特大アーチ! 柳田が放った2号ソロの映像

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