「投球テンポと球速が反比例」 楽天牧田、3者凡退に仕留めた幻惑の87キロ“魔球”

楽天・牧田和久【写真:荒川祐史】
楽天・牧田和久【写真:荒川祐史】

1点リードの7回に登板し1イニングを無安打無失点に抑えた牧田

■楽天 3ー2 オリックス(3日・楽天生命パーク)

 楽天の牧田和久投手が3日、本拠地でのオリックス戦に7回から4番手として救援登板。1イニングを無安打無失点の好投を見せ2ホールド目をマークした。87キロのスローカーブなど緩急自在の投球で打者を牛耳る姿にファンも「還暦まで活躍できそう」「凄い緩急」と驚きの声を上げている。

 打てそうで打てない“魔球”だ。牧田は1点リードの7回にマウンドへ上がると3者凡退に仕留めチームの勝利に貢献。1死から太田に対しては87キロのスローカーブでカウントを整えると108キロのスライダーで右飛に打ち取るなど変幻自在の投球を見せつけた。

 最速126キロ、最遅87キロの緩急差に「パーソル パ・リーグTV」も「牧田和久『平均球速108キロ』でも1回ピシャリ」とのタイトルで動画を公開。これにはファンも「還暦まで活躍できそう」「凄い緩急」「投球テンポと球速が反比例」「奥が深い」と大絶賛。

 ここまで牧田は4試合に登板し4回2安打無失点、防御率0.00、2ホールドの活躍を見せている。160キロを超える直球も魅力だが、ベテランサブマリンが見せる“幻惑投法”も見ごたえ十分だ。

【動画】楽天牧田が操る87キロの“魔球”

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