大谷翔平は「唯一無二だ」 殿堂入り敵将は破壊力に驚愕「1マイル飛ばせるだろう」
殿堂入り名将・ラルーサ監督「投打両方でこれほど長けた選手を見たことがない」
■エンゼルス 7ー4 Wソックス(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・ホワイトソックス戦で「2番・投手」で出場した。今季初登板は渡米後初の投打の同時出場を果たした。打者では先制の2号ソロ、投手として5回途中3失点(自責1)で“リアル二刀流”を終えた大谷は、「公式戦で出来たのは非常に良かった」と振り返った。
米殿堂入りの名将・トニー・ラルーサ監督はリアル二刀流の大谷をどう見たのか。両リーグ合わせて4度の最優秀監督賞を誇るラルーサ監督は「彼は唯一無二のアスリートだ」と称賛。驚異的な破壊力を賛辞した。シカゴ紙「デイリー・ヘラルド」が伝えている。
「投打両方でこれほど長けた選手を見たことがない。彼は1マイル(約1.6キロ)も飛ばせるだろう。今日の私たちにとっては(オオタニの)投手の部分が最も重要だった。もし彼から得点を多く取れれば、彼は長く試合には残れなかっただろうから」
ラルーサ監督はアスレチックス監督としてヘンダーソンやカンセコ、マグワイアを従え、カージナルス監督では全盛期のプホルスを知っている。幾多の名選手を知る名将にとっても、リアル二刀流・大谷は特別に映ったようだ。
(Full-Count編集部)