ドラ1佐藤輝もうかうかできない? 阪神の強力助っ人2人が来日、全8選手勢揃い
昨季韓国リーグ2冠王&20勝右腕が来日、2週間後に合流へ
阪神は5日、ラウル・アルカンタラ投手とメル・ロハス・ジュニア外野手が4日に来日したと発表した。両選手は2週間の隔離期間を経たあとチームに合流予定。これで外国人選手8人すべてがそろったことになり、ここまで6勝3敗でセ・リーグ首位を走るチーム内での競争がさらに激化しそうだ。
アルカンタラは昨季、韓国斗山で20勝(2敗)をマークした右のパワーピッチャー。ロハスは昨季、韓国KTで打率.349、47本塁打、135打点をマーク。本塁打と打点の2冠に輝き、MVPを受賞したスイッチヒッターの外野手だ。
今季の外国人選手の1軍登録枠は5人(ベンチ入りは4人)で阪神はここまで4人を1軍登録。先発ジョー・ガンケルが2試合2勝、防御率0.73でいずれもリーグトップ。昨季最多セーブのタイトルを手にした抑えのロベルト・スアレスも4試合で1勝0敗2セーブ、防御率2・25と安定している。
野手ではジェリー・サンズ外野手が打率.333、3本塁打、9打点。ジェフリー・マルテ内野手が打率.233、1本塁打、3打点の成績を残している。
この4人に加えて、メジャー通算59勝を誇るチェン・ウェイン投手、昨季23試合登板で来日2年目のジョン・エドワーズ投手が2軍で調整を進めている。そこに昨季韓国リーグ20勝右腕と同リーグ2冠王のスイッチヒッターが加わるのだから、競争の激化は必至。ここまで打率.129、2本塁打のドラフト1位佐藤輝明内野手もうかうかできない状況になりそうだ。
(Full-Count編集部)