元鷹ムーア、デグロムとの投げ合いは4回途中2失点 チーム逆転勝利で黒星消える
2回まで4奪三振の好スタートも4回に連続四球から2点を失う
■フィリーズ 5ー3 メッツ(日本時間6日・フィラデルフィア)
昨季ソフトバンクでプレーし、今季フィリーズへと移籍したマット・ムーア投手が5日(日本時間6日)、本拠地でのメッツ戦に今季初登板初先発。3回1/3、4安打4奪三振2失点で降板し勝敗は付かなかった。試合は8回に一挙5点を奪い5-3で逆転勝利を収めた。
ムーアは初回に2三振を奪うなど3者凡退の好スタートを見せると、2回もアロンソ、デービスを連続三振に仕留める完璧な投球を見せる。3回は四球と内野安打などで2死満塁のピンチを背負ったがコンフォートを二ゴロに抑え無失点で切り抜けた。
それでも4回は連続四球などで1死一、三塁となりマッキャンに左前タイムリーを浴び先制を許すと、1死満塁から相手先発のデグロムに左前適時打を浴び2点目を失ったところで降板となった。
新型コロナ陽性判定が確認されナショナルズとの開幕カードが延期となり、この日が初登板となったデグロムは6回3安打7奪三振、無失点の好投を見せたが、リリーフ陣が打ち込まれ白星が消滅した。
ムーアは1年300万ドル(約3億2000万円)でフィリーズと契約。オープン戦では5試合に登板して2勝1敗、防御率4.60の成績でローテ4番手の座に滑り込んでいた。
(Full-Count編集部)