ヤンキース、通算146発オドーアをトレード獲得 16年に歴史的大乱闘の“火付け役”

交換トレードでヤンキース入りするルーグネッド・オドーア【写真:Getty Images】
交換トレードでヤンキース入りするルーグネッド・オドーア【写真:Getty Images】

2016年に大砲バティスタへ右ストレート、歴史的な大乱闘を起こした

 ヤンキースが6日(日本時間7日)、レンジャーズとの交換トレードでルーグネッド・オドーア内野手を獲得した。レンジャーズにはマイナー2選手プラス金銭が移る。

 27歳のオドーアは2017年から6年総額4950万ドル(約54億3000万円)で契約延長。2016年に自己最多33本塁打を放った強打の二塁手だが、昨季は打率.167、10本塁打、30打点と低迷した。4月1日にロースター枠を空けるためにDFAとなっていた。

 2016年5月15日のブルージェイズ戦ではバティスタのスライディングによる守備妨害に激怒。バティスタを突き飛ばして殴打する大乱闘が話題となった。メジャー通算成績は858試合出場、打率.237、749安打、146本塁打、458打点、62盗塁。

 大リーグ公式サイトによると、オドーアの残り2年2700万ドル(約29億6300万円)はほぼ全額レンジャーズ側が負担する。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、「彼がここ数年で垣間見せた才能を引き出す手助けが我々にできること願っている。ヤンキースタジアムで、左打者として影響を与える能力がある」と期待している。

【動画】ヤンキース移籍オドーアが起こした2016年の大乱闘映像

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