大谷翔平、投手復帰戦は20日以降か 指揮官は慎重リハビリ方針「万全にするためだ」
ブルペン入りして10球「軽めの投球だった。感触も良かった」
■ロイヤルズ ー エンゼルス(日本時間13日・カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手が12日(日本時間13日)、敵地・ロイヤルズ戦前にブルペン入りした。右手中指のマメの影響で次戦登板日は決まっていない。この日は患部にテーピングをすることなく10球投げ、ジョー・マドン監督は「軽めの投球だった。感触も良かった」と語った。
今後は強度を上げたブルペン投球を行っていく。マドン監督は「間違いなく、もっと強度の高いブルペンを行っていく。万全の状態にするためだ。強度の上げ方は気を付けないといけない。徐々に作り上げていく。どれぐらい時間がかかるかはわからない。明日の状態をアダム(トレーナー)が確認して、次のステップについて決めていく。着実に段階を踏んで進めていくことになる」と慎重に進める方針を示した。
すでにチームは12日(同13日)からの敵地・ロイヤルズ3連戦の先発投手を発表。コブが初戦で先発し、バンディ、キャニングと続く。16日(同17日)からは本拠地に戻ってツインズ3連戦。指揮官は「100%確証をもって言えないが、私が思うに(週末のツインズ戦での登板は)恐らくできないだろう」と見解を示した。投手・大谷の復帰戦は19日(同20日)の本拠地レンジャーズ戦以降となりそうだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)