大谷翔平より速い! スタントンの193キロ“弾丸ゴロ”は「地面の虫を焼いてしまう…」
ヤンキースのスタントンが今季最速となる打球速度120マイルの単打を放った
■ブルージェイズ 7ー3 ヤンキース(日本時間14日・ダンイーデン)
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が13日(日本時間14日)、敵地でのブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、今季MLB最速となる打球速度120マイル(約193.1キロ)の単打を放った。エンゼルス・大谷翔平投手が12日(同13日)のロイヤルズ戦で119マイル(約191.5キロ)の二塁打を記録したが、これを上回った。
スタントンは8回1死二、三塁でブルージェイズのジョーダン・ロマノ投手から、低い弾道で遊撃手の左を破る、火の出るような中前2点打を放った。ヤンキース専門番組「トーキン・ヤンクス」は公式ツイッターで「スタントンのシングルヒットは120マイル(約193.1キロ)の打球速度を記録した。これは今シーズンMLB最速の打球だ」と伝えた。
MLBスタッツは公式ツイッターに「スタントンは120マイル超の打球を9度打っている。スタットキャスト時代(2015年以降)に(120マイル超の打球を)2度以上打っている選手は他に誰もいない」と記した。スタントンの他に120マイル超の打球速度を記録したのはアーロン・ジャッジとゲイリー・サンチェス(ともにヤンキース)で、それぞれ1度だけ。スタントンの打球速度が突出していることが分かる。
ファンはスタントンが放った“弾丸ゴロに”「ゴロがウォーニングトラックの近くまで行くなんて…ワイルドだ」「ビシェット(ブルージェイズの遊撃手)はほとんど守備位置から動けずにボールは外野に達した」「地面にいる虫を焼いてしまうような打球だ」と驚きの声を寄せている。