有原航平、メジャー初勝利「本当に嬉しい」 筒香K斬りは「抑えることしか考えてなかった」
5回2/3で渡米後最多85球、5奪三振無四球3安打無失点
■レンジャーズ 5ー1 レイズ(日本時間15日・セントピーターズバーグ)
レンジャーズの有原航平投手は14日(日本時間15日)、敵地のレイズ戦で今季3度目の先発登板。6回途中3安打無失点と好投し、メジャー初勝利を挙げた。防御率3.07。レイズ・筒香嘉智外野手とのメジャー初対決は2打数無安打に抑えた。チームは5-1で勝利して2連勝。
多彩な変化球を交えてリーグ王者をねじ伏せた。初回は3者凡退の立ち上がり。1点先制した2回はディアスの二塁内野安打、ウェンドルの右翼線二塁打で無死二、三塁のピンチを招いたが、マルゴーを左飛。筒香とズニーノを2者連続空振り三振に仕留めた。3回はメドウズの右前打と暴投で2死二塁としたが、ロウを右飛に打ち取った。
ビッグプレーにも助けられた。右翼・ギャロが先頭・ディアスの大飛球をフェンスにぶつかりながらも好捕。この回を3人で仕留めた。5回、筒香との2度目の対決はフルカウントから一ゴロ。6回は2死を取ったところで降板となった。5回2/3で渡米後最多85球を投げ、5奪三振無四球、3安打無失点だった。
渡米後3試合目の登板で待望の初勝利。有原は「本当に勝てて嬉しい。ようやくスタート出来たという気持ちでした。(変化球を使った投球で)日本でやってきたスタイルもある。コーチ、捕手と話し合って、気持ちよく投球させてもらいました。体は問題なかった。もう少しいきたい気持ちはあった。次はいかせてもらえるような投球をしていきたい」と振り返った。筒香との対戦については、「とにかく抑えることしか考えてなかった」と振り返った。
(Full-Count編集部)