「本塁打を盗まれた」元巨人ガルシア、2度も否定された“幻メジャー1号”にファン怒り
有原が初勝利を上げた一戦で初ホームランを2回否定された元巨人ガルシア
■レンジャーズ 5ー1 レイズ(日本時間15日・セントピーターズバーグ)
元巨人でレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手が14日(日本時間15日)、敵地・レイズ戦で2度の判定でホームランを否定されるメジャー初本塁打を逃した。際どい判定にファンも「これには全く同意できない」「彼は本塁打を盗まれた」と怒りの声を上げている。
有原の初勝利で盛り上がったこの一戦でガルシアに2つの不運が起こっていた。7回2死一、二塁の場面で右中間へ大飛球を放つとボールはスタンドインしたかに思えたが大きく跳ね返ってグラウンドに戻ってきた。そのままプレーは続行されガルシアは全力でベースを駆け回りヘッドスライディングで生還した。
ランニングホームランでメジャー1号を飾ったかに思えたがレンジャーズはスタンドインを巡って、レイズ側は本塁でのクロスプレーを巡ってリプレー検証を要求。この結果、ホームランは認められず、クロスプレーはアウトに覆る形となり、ガルシアの一打は結果的に2点三塁打として認定されることになった。
レンジャーズ球団公式ツイッターは「裁定は2点三塁打、いずれにしろアドリスはショーを開いた」とコメントを添え動画を公開。だが、ファンは「この音は椅子に当たった音だ。鉄の棒に当たった音じゃない」「これには全く同意できない」「彼は本塁打を盗まれた」「フェンスを越えているし、ホームのプレーもセーフだ」と怒りが収まらない様子だった。