「誰がこんなの打てるんだ」 161キロで鋭く沈むシンカーがまるで「悪魔」
カージナルスのヒックスが161キロで右打者の内角に沈み込むシンカーを投じる
■ナショナルズ 6ー0 カージナルス(日本時間15日・セントルイス)
169キロの人類最速記録を誇るカージナルスのジョーダン・ヒックス投手。ヤンキースのアロルディス・チャップマンと並び“速球王”と称される右腕が14日(日本時間15日)のナショナルズ戦で投じた161キロのシンカーのキレ味にファンが驚愕している。
5点ビハインドの6回にマウンドに上がったヒックス。1点を失い、なおも2死一、三塁のピンチで迎えたジマーマンへの2球目だった。低めの100マイル(約161キロ)を記録したボールは、右打者・ジマーマンの内角低めへ沈み込んでくる軌道を描き、バットは敢えなく空を斬った。
この1球をMLB公式ツイッターが動画で紹介すると、ファンからは「打者はどうすればいいってんだ?」「誰がこんなの打てるんだ。この球はエグイ」「ノーチャンス」「これは一体全体なんだ」「ただただアメージング」「悪魔」「吐き気がする」と驚きのコメントが並んでいた。