打者は腰引けるも、ど真ん中ストライク ダルビッシュの153キロ“魔球”が「狂気」
左打者マンシーが思わず腰を引いて、見逃し三振した153キロのツーシーム
■ドジャース 2ー0 パドレス(日本時間18日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が17日(日本時間18日)、本拠地ドジャース戦に先発し7回1安打1失点、9奪三振の好投を見せた。打線の援護なく今季初黒星を喫したが、相手打者の腰が引ける153キロのツーシームが米で話題になっている。
150キロを超え、鋭い変化で打者をエグった1球は6回だった。2死走者なしの場面で左打席に入ったマンシーを153キロのツーシームで見逃し三振を奪った。内角から外角まで変化した“魔球”にマンシーは思わず腰を引いてしまう程だった。
この1球を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で高度な分析を行い、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブ、ロブ・フリードマン氏が自身の公式ツイッターで「うんざりするような95マイル(約152.9キロ)のツーシーマー」とコメントを添え動画を公開。
これにはファンも「変化量とレパートリーの多さが常軌を逸している」「これは狂気だ」「フェアじゃない」「ピッチングの魔法が発動し、ど真ん中に来た」「信じられない球」と驚きの声を上げていた。