右ストレートだけは勘弁して!? 大乱闘男への“即謝罪”に米爆笑「プロの動きだ」
フィリップスが二塁へスライディング→オドーアに接触→フィリップス即謝罪
■レイズ 4ー2 ヤンキース(日本時間19日・ニューヨーク)
右ストレートは勘弁して!? レイズのブレット・フィリップス外野手の“珍行動”が話題になっている。18日(日本時間19日)の敵地・ヤンキース戦の8回に二盗を試みた際にベースカバーに入ったルーグネッド・オドーア内野手と接触。フィリップスは盗塁失敗したのにも関わらず、サングラスが落ちそうになった二塁手を見て即座に謝罪した。この行動が米メディアやファンから注目を集めている。
それもそのはず。オドーアはレンジャーズ時代の2016年5月15日のブルージェイズ戦で大砲・バディスタのスライディングによる守備妨害に激怒。バティスタに右ストレートを食らわせ、歴史的な大乱闘を起こしたからだ。ジャスティン・バーランダーの実弟で、米スポーツ局「FOXスポーツ」で解説者を務めるベン・バーランダー氏は「フィリップスはスライディングした時に誤ってオドーアの顔を打ってしまったために、立ち上がってオドーアが殴ってこないか確認しなくてはいけなかった(笑)」とツイートした。
大リーグ公式サイトの人気番組「セスペデス・ファミリー・BBQ」もフィリップスの謝罪に注目。「ただちに謝った。プロの動きだ。スライディングでオドーアの神経を逆なでるのは、いつも良い結末には終わらない」と伝えた。ファンからは「それでもオドーアは臨戦態勢に見える……好かないな」「フィリップスって球界で一番乱闘しなさそう」「爆笑」「分かる人には分かる」などとコメントされている。
オドーアに危険なスライディングはご法度……。ファンの間でもしっかり浸透しているようだ。