「20歳の雰囲気じゃない」 巨人戸郷、反省忘れない“先発翌日姿”が反響
桑田真澄投手チーフコーチ補佐も助言と華麗な守備で登場
17日のDeNA戦(横浜)で今季2勝目を挙げた巨人の戸郷翔征投手。登板翌日のルーティンを特集した様子を球団公式YouTubeが公開した。その言動にはしっかりとした考えや、20歳ながらも漂う風格が感じられ、「20歳の雰囲気じゃない」「プロ15年目の貫録」などとコメントが寄せられている。
球場入りすると「バキバキです体」と苦笑いを見せたが、ランニング、外野での打球捕を行うなど汗を流した。守備練習を兼ねた外野のボール拾いをする理由を密着する球団カメラに問われると、戸郷は桑田真澄投手チーフコーチとのエピソードを明かした。
「桑田さんから『こういうのもどうだ?』と。こうやって守備するのもいい練習だし、バッターがどういう所が嫌いなのかとか……勉強しています」
6回3安打1失点の投球だったが、反省点を多く口にする。同じ球場の外野位置で守るからこそ感じることも多いようだ。桑田コーチ補佐のアドバイスから、外野で一人になって考える時間を大切し、次に生かしているようだ。
2回1死一、二塁で迎えた第1打席ではバントしたがファウルと勘違い。一塁へ走らず併殺になるミスを犯していた。そんな戸郷のバント練習場面には桑田コーチ補佐も登場。軽快な守備姿でファンを楽しませているのも必見だ。
最後は20歳らしい一面も見せ、登板2日後の休みには「最高です、髪切ってきます」と笑顔の戸郷。普段は見ることができない貴重な映像に「桑田コーチ有能過ぎる」「ファンには感動もの」「かつての大エースと将来のエースが」と喜ぶコメントも多く届いていた。