大谷翔平、21日復帰登板は投手一本 指揮官「打席には立たせない」75球の球数制限
マドン監督「75球ぐらいで考えているが、マメの状態を確認しなければ」
エンゼルスの大谷翔平投手は今季初勝利をかけて20日(日本時間21日)の本拠地・レンジャーズ戦で先発する。ジョー・マドン監督は19日(同20日)の試合前に会見に応じ、投打同時出場せずに復帰登板に臨ませる考えを明かした。「不確かなことがあるため、明日は打席には立たせない。ベンチのメンバーが少ないし、何かあって早めに交代させることになるといけないから。願わくば75球から80球ぐらいを投げてほしいと思っている」と語った。
大谷は右手中指のマメを潰した影響で投打同時出場した4日(同5日)の本拠地・ホワイトソックス戦を最後に登板を見合わせていた。先発ローテ離脱はブルペンなどで調整し、20日(同21日)の本拠地・レンジャーズ戦で復帰登板に臨むことが決まった。マドン監督はイニングや球数の制限について、「75球ぐらいで考えているが、マメの状態を確認しなければならない。とにかく注意を払わなければならない。彼の調子が良ければもう少し多くなるかもしれない」と話した。
この日のレンジャーズ戦では「2番・指名打者」で先発出場する。元チームメートの有原航平投手と日本人対決に臨む。また、復帰登板翌日21日(同22日)はナイター明けのデーゲーム。“中半日”でコンディション調整が難しい。マドン監督は「私たちはすでにそれについて話をしている。(ツインズ戦の)2試合が中止になる前にイッペイ(水原通訳)を通して考えを聞いた。今日また現状について話をする予定だ。もしかすると、彼は登板後まで何か言うのを待ちたいと思っているかもしれない」と話すにとどめた。
(Full-Count編集部)