大谷翔平、初回満塁ピンチも“魔球”スプリットで2者連続奪三振 最速157キロ

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

16日ぶり登板で初回1死満塁ピンチもソラック、カルフーンをスプリットで空振り三振

■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間21日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、今季初勝利をかけて本拠地のレンジャーズ戦で先発登板した。右手中指マメの影響で投打同時出場した4日(同5日)以来16日ぶりの登板。初回は1死満塁のピンチを招いたが、3四球無安打無失点だった。フォーシームの最速は97.7マイル(約157.2キロ)。

 大荒れだった。初回、先頭・カイナーファレファのバットをへし折って遊ゴロに打ち取ったが、ダールから3者連続四球。1死満塁のピンチでエンジン全開となった。ソラック、カルフーンをスプリットで2者連続空振り三振に仕留めた。球数は28球(ストライク11球)。この日はマメの回復具合を考慮して75球前後の球数制限が設けられる予定だ。

 今季初登板で投打同時出場した4日(同5日)の本拠地・ホワイトソックス戦では4回2/3で2安打3失点(自責1)。渡米後最速101.1マイル(約162.7キロ)をマークしたが、その後は右手マメの影響でブルペンなどで調整してきた。勝てば2018年5月20日の本拠地・レイズ戦以来1066日ぶりの勝ち星となる。

【動画】初回のピンチを凌いだ 大谷翔平の“魔球”スプリット

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