日ハムドラ1伊藤が嬉しいプロ初勝利、6回無失点の好投で“5度目の正直” 鷹は痛い4連敗
6回4安打無失点に抑えた伊藤は今季5度目の先発でプロ初勝利を手にした
■日本ハム 4ー3 ソフトバンク(28日・PayPayドーム)
日本ハムのドラフト1位ルーキー・伊藤大海投手が28日、敵地でのソフトバンク戦で先発し、6回4安打無失点の好投でプロ初勝利を飾った。伊藤はこれまで4度先発しながらも白星に恵まれておらず“5度目の正直”で嬉しい初勝利となった。
今季4度目の先発となった伊藤は初回、柳田の内野安打などで2死一、二塁のピンチを背負うもデスパイネを二直に打ち取り無失点の立ち上がり。6回に降板するまで毎イニングで走者を背負ったものの、2つの併殺打などで粘り強くソフトバンク打線を封じ、6回4安打5四球無失点で降板した。
打線もドラフト1位ルーキーを援護した。2回には2死二塁から大田が右前適時打を放ち先制。5回には郡の左前適時打で1点を追加すると、6回には近藤の2ランでリードを広げた。伊藤が6回で降板すると、7回以降はリリーフ陣がリードを守り、ドラ1ルーキーに初勝利を贈った。
伊藤はここまで4試合に登板。その全試合で6回自責点3以内のクオリティスタートを達成していたものの、味方の援護に恵まれなかったり、リリーフ陣が追いつかれるなどして、白星を逃していた。今季5試合目の登板で、ようやく嬉しい初勝利となった。
敗れたソフトバンクは4連敗に。先発の和田は近藤の2ランなどで6回途中4失点で降板。打線も、4月7日の対戦で7回3失点と打ちあぐねた伊藤をこの日も攻略できずにゼロ行進が続いた。9回に今宮、柳田のソロ2本で1点差まで詰め寄ったものの、最後はグラシアルが投ゴロに倒れた。
(Full-Count編集部)