大谷翔平、第2打席で左翼フェンス直撃二塁打 リプレー検証も本塁打ならず

左翼フェンス直撃の二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
左翼フェンス直撃の二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

速度約169キロの打球は左翼フェンス上部に当たった

■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間29日・テキサス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地のレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。2回2死で迎えた第2打席で左翼フェンス直撃の二塁打を放った。速度105マイル(約169キロ)、飛距離379フィート(約115.5メートル)の打球は左翼フェンス上部の、本塁打を識別するライン付近を直撃。審判団がリプレー検証したほど微妙な当たりだった。

 3年ぶりの復活勝利から一夜明けた27日(同28日)の一戦は4打数無安打。5試合ぶりのノーヒットに終わった。初対戦のダニングに対してこの日の第1打席は三邪飛だったが、続く打席で90.4マイル(約145.5キロ)をとらえた。次打席以降では昨年の7発を超える、3試合ぶりの8号本塁打に期待がかかる。

 26日の同カードに「2番・投手」で出場し、投げては5回4失点で勝利投手、打っても3打数2安打と躍動した。その後も休養せずに試合に出場する二刀流右腕についてマドン監督は試合前、次のように語った。

「彼と私は日頃から体の状態について話をしている。現時点で彼は『準備ができているし状態も良い』と私に言っている。彼はいつ休みが必要か伝えてくれる」。指揮官との強い信頼関係の下、試合に出続ける大谷。その証をフィールドで発揮している。

【動画】あと少しでスタンドイン… 大谷翔平、逆方向に強烈な打球を飛ばした左翼フェンス直撃の二塁打

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