瞬きしたら見逃す… わずか3秒で完成させた高速トリプルプレーが「お見事だ!」
無死満塁でハーフライナー捕球の遊撃手が二塁を踏み一塁転送
ノーアウト満塁。守る側すれば大量失点の大ピンチだが、一瞬にしてチェンジとなればこれほど痛快なことはないだろう。MLBやNPBでは滅多に見られない“高速トリプルプレー”が大学の女子ソフトボールで実際に起きて話題になっている。
ディクシー州立大と対戦したニューメキシコ州立大は3点リードの5回裏に無死満塁のピンチを背負った。ここでケイシー・クロフォードが放った打球は二遊間寄りのハーフライナー。これをキャッチした遊撃手のジェイリーン・バートンは二塁を踏み、一塁へ転送。あっという間にトリプルプレーを完成させた。大喜びのナインはバートンに駆け寄っている。
ニューメキシコ州立大は公式SNSにトリプルプレーの映像を投稿。実況アナは「ワォ、ニューメキシコがトリプルプレーを見せました」と、驚きのあまり笑みをこぼしながら伝えている。わずか3秒強で得た3つのアウト。大ピンチを脱した選手が大喜びするのも当然だろう。ファンからも「選手たちはお見事だ!」「でかした!」などとコメントが寄せられている。