楽天、新外国人コンリーとの契約解除を発表 コロナ禍で「日本の状況悪化を見て」
30歳の左腕、メジャー通算25勝30敗5セーブ
楽天は6日、新外国人のアダム・コンリー投手と契約を解除したと発表した。来日について協議していたが、契約解除で双方合意したという。
30歳のコンリーは2011年ドラフト2巡目(全体72位)でマーリンズ入りし、2015年にメジャーデビュー。先発左腕として2016、17年にそれぞれ8勝を挙げた。
リリーフに回った2018年は52試合、19年は60試合に登板。昨季はメジャーで登板機会がなかった。メジャー通算174試合登板で25勝30敗5セーブ、防御率4.82。
コンリーのコメントは以下の通り。
「まずはじめに、私と家族の決断をご理解いただき、受け入れてくれた楽天イーグルスには心より感謝しております。契約した時から楽天イーグルスでプレーできること、日本という素晴らしい国で生活することを本当に楽しみにしておりました。しかし、コロナの影響で来日時期が遅れ、これまでアメリカで自主トレを続けてきましたが、日本の状況がさらに悪化しているのを見て、このまま来日し、日本のファンの皆さんの前でプレーするのが困難であると家族とも話をしました。残念ながらこのコロナ禍に日本でプレーするのは最適なタイミングではないと決断しました。楽天イーグルスの一員として、日本でプレーができないことは残念ですが、このチームにとって素晴らしいシーズンであることを祈ります」
(Full-Count編集部)