常総学院が18得点大勝Vも…先発・秋本4失点に島田直也監督がベンチからゲキ

決勝戦勝利も厳しい表情の常総学院・島田直也監督【写真・川村虎大】
決勝戦勝利も厳しい表情の常総学院・島田直也監督【写真・川村虎大】

5回までに大量リードで春季県大会制す、常磐大高とともに関東大会出場

 茨城県春季大会決勝が6日、J:COMスタジアム土浦で行われ、今年の選抜高校野球大会に出場した常総学院が常磐大高に18-6で大勝。2018年大会以来の優勝を飾った。

 常総学院は初回、常磐大高の先発・花枝元気投手(3年)の立ち上がりを攻め、田邊広大捕手(3年)の先制の左前適時打を含む打者13人の猛攻で一挙8点。その後も、2回に2点、5回にも中村蒼外野手(3年)の2点左前打など4点をあげ、点差を10点に広げた。終わってみれば、14安打18得点と打線がつながった。

 一方、先発した秋本璃空投手(3年)は初回に8点の援護を受けるも、その直後の2回に4失点。2回終了後、島田直也監督がベンチから秋本にゲキを飛ばしたが、その後もボール球が先行するなど、不安定な内容。5回に常磐大高の先頭・市村洸宜内野手(2年)に死球を与えたところで、島田監督は2番手・石川大翔投手(2年)に交代。5回途中6安打4失点だった。

 常総学院は石川から最後は1年生の中林永遠投手とつなぎ、勝利。決勝を戦った両校は関東大会(15日~23日、山梨)へ出場する。優勝した常総学院は東農大二(群馬2位)と、常磐大高は関東学園大付(群馬1位)とそれぞれ対戦が決まっている。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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