ダルビッシュ、抜群の安定感に指揮官感謝 「ブルペンの仕事をリセットしてくれる」
ティングラー監督「夏、秋の終わりも投げる試合では勝利を期待できる」
■パドレス 4ー2 パイレーツ(日本時間6日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は5日(日本時間6日)、本拠地のパイレーツ戦に今季7度目の先発。5回2/3、98球を投げて8奪三振6安打2失点と好投したものの4勝目はならなかった。試合はパドレスが4-2で勝った。ジェイス・ティングラー監督は「可能な限り長いイニングを投げてくれる」と右腕の働きを称えた。
ダルビッシュは5回まで無失点投球。2点リードの6回にレイノルズのソロ本塁打、トムの中犠飛で失点してマウンドを降りた。ここまで7試合に登板して投球回は43回2/3で防御率2.27。常に先発の役割を果たすダルビッシュを指揮官は「シーズン当初から可能な限り長いイニングを投げてくれる。試合に勝つチャンスも与えてくれる。ブルペンは素晴らしい仕事をしているが、投げ過ぎている。ユウが先発のときにブルペンの仕事量をリセットしてくれるのは大きい。ブルペンの負担を軽減できるのは良いことでそれを期待している」と称える。
今季トレードで加入したダルビッシュ。当初から「ブルペンの負担軽減を期待していたのか」との問いに「間違いない。彼からは多くを得ることができる。長いイニングを投げてくれると期待できる。夏場も、秋の終わりも彼が投げる試合では勝利を期待できる。正しい評価の仕方は分からないが、非常に大きなことだと思っている」と答えた。期待に応えてくれる右腕にティングラー監督は全幅の信頼を置いているようだ。
(Full-Count編集部)