「最悪の審判の最新のヘマ」 大誤審も信じられない“開き直り”に猛批判が噴出
エンゼル・ヘルナンデス一塁塁審が大誤審、酷い言い訳に監督も呆れかえる
■インディアンス 7ー3 ロイヤルズ(日本時間5日・カンザスシティ)
誤審の“常連”としてメジャーリーグで批判を浴びている審判がまたも大誤審を行い物議を醸している。4日(日本時間5日)のインディアンス対ロイヤルズ戦でエンゼル・ヘルナンデス一塁塁審が右中間への飛球(二塁打)を捕球していると勘違いしアウトコールする大失態を犯し地元紙から大バッシングを受けている。
問題の場面は3回1死二、三塁のロイヤルズの攻撃だった。ペレスが右中間へ大飛球を放つと中堅ラミレスは追いつくも打球はグラブをかすめタイムリーとなった。三走・メリーフィールドは生還したが、二走・ベニンテンディは右往左往しなぜか二塁ベースへ戻る途中でタッチアウトとなった。
摩訶不思議のプレーとなったが、その理由は一塁塁審のヘルナンデスが打球を確認せずアウトコールを行ったため、三塁ベースコーチが「戻れ」と伝えたことで起きてしまったようだ。結局、その度に審判たちが集まり誤審を認めベニテンディは三塁への進塁が認めれた。
この一件を「ニューヨーク・ポスト」は「MLBで最悪の審判の最新のヘマ」との見出しでヘルナンデスの失態を伝えてた。誰もがタイムリーと確信した打球について本人は「外野のスコアボードの(LEDライトの)せいで目がくらんでしまった。コールをしなければいけないので、要は、推測で間違ったコールをしてしまった、ということだ」と、悪びれた様子もなく誤審を説明したという。
インディアンスのテリー・フランコーナ監督は判定が覆ったことに怒り心頭の様子で「多分、みんな分かっていたと思うよ。エンゼル以外はね」と呆れかえっていた。