大谷翔平、リアル二刀流で2試合ぶり安打の痛烈右前打! 投球では6回まで9K1失点の力投
投打同時出場では驚異の打率4割超え、メジャー通算100K到達
■アストロズ ー エンゼルス(日本時間12日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地のアストロズ戦に「2番・投手」で出場した。メジャー3度目の投打同時出場。2打席凡退で迎えた7回の第3打席で右前打を放ち、2試合ぶり安打をマークした。投球では6回まで9奪三振4安打1失点と好投している。
リアル二刀流で2試合ぶり安打を放った。1点を追う7回先頭。マカラーズJr.から右前へ打ち返した。打球速度95マイル(約152.9キロ)。投打同時出場した試合では3戦連続安打、9打数4安打の打率.444となった。
投球では6回まで9奪三振1四球、4安打1失点と好投した。2回1死を投げたところで今季の投球回は20イニングに到達。野手では20試合以上に先発出場しており、投手登録から「Two-Way-Player(二刀流選手)」に切り替わる条件を満たした。また、4回無死一塁でアルバレスから空振り三振を奪い、メジャー通算100奪三振に到達。通算75回1/3での到達は2006年の斎藤隆(ドジャース)が記録した75回に次ぐスピード到達となった。
試合前までメジャー最多本塁打で複数試合で先発するのは1919年ベーブ・ルース(レッドソックス)以来102年ぶり。今季2勝目へ弾みをつける一打としたい。