鷹、痛恨ドローに工藤監督もショック隠せず「今日勝てなかったのは僕の責任です…」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

先制するもひっくり返され、再度逆転するも追いつかれる痛恨の引き分け

■ソフトバンク 8ー8 ロッテ(12日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは12日、本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦に8-8で引き分けた。土壇場で追いつかれた痛恨の展開に、試合後の工藤公康監督もショックを隠せない様子だった。

 3回に主砲・柳田が2ランを放つなど、3点を先行。だが、5回に和田が大量6点を失って試合をひっくり返された。7回に打線が奮起して5点を奪って再逆転したものの、9回に頼みのモイネロがエラーをきっかけに2点を奪われて追いつかれた。

 盤石のはずだった逃げ切り失敗に、工藤公康監督の表情も落胆の色が濃かった。「よく野手はひっくり返してくれました。今日勝てなかったのは僕の責任です。今日は勝たないといけなかった試合なので…」と肩を落とす。普段は負けた試合でもしっかりと言葉を紡ぐ指揮官だが、なかなか言葉が続かず「すいません、頭の整理ができていないです。今日は僕のミスです」と謝罪してその場を後にした。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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