秋山翔吾「このままチームにいていいのか」 待望の今季初安打の裏に強い危機感
今季6試合11打席目で待望の初安打、初得点も記録「安心したわけではない」
■ロッキーズ 13ー8 レッズ(日本時間14日・コロラド)
レッズの秋山翔吾外野手は13日(日本時間14日)、敵地・ロッキーズ戦で3回から途中出場。8回の3打席目で左前打を放ち、今季初安打をマークした。チームは終盤に追い上げたものの、8-13で敗戦。秋山は「早く1本打ちたいと思っていた。まずは1本出てよかった」と安堵の表情を浮かべた。
待望の一打は、2-10で迎えた8回無死。左腕ギルブレスのカットボールを左前へライナーで打ち返した。左太もも裏を痛めて開幕から出遅れたものの、今季6試合11打席目で待望の初安打。胸には強い危機感があったという。
「一本出てホッとしたと簡単に言えないですけど、この一本がなければ、この先が全く見えない状態。『チームにいていいのか』ということになっていた。踏みとどまったという言葉の方が近いかもしれない」
1死後、カステヤノスの右前打で三塁へ進塁すると、ブランディーノの右前適時打で生還。今季初得点もマークした。「結果が出ない時は長く感じる。結果が出たことで前向きに捉えられる。安心したわけではないですけどね」。途中出場での今季初安打。秋山にとっては大きな一打となったようだ。
(Full-Count編集部)