バーンズが無四球58奪三振の快挙も… コールが56奪三振で猛追し新記録の可能性
5回2死でエドマンに四球を出すも、9奪三振で2つの偉業を達成
■カージナルス 2ー0 ブルワーズ(日本時間14日・ミルウォーキー)
ブルワーズのコービン・バーンズ投手が13日(日本時間14日)、カージナルス戦に登板し5回1失点9奪三振の好投。打線の援護なく3敗目を喫したが、この日2つの偉業を達成した。
ファンもスタンディングオベーションで快挙達成を祝った。バーンズは2回先頭から2者連続斬りで“開幕から無四球での奪三振記録”を「52」に更新。5回には2死からエドマンに四球を出すも先頭から2者連続で三振を奪ったため、“初四球を出すまでに奪った三振数”を58とする新記録を樹立した。
MLB公式サイトもバーンズの偉業を称え、試合後のコメントを紹介。抜群の制球力と奪三振でファンを沸かした右腕は「球場全体から声援を受ける時って、ゾクゾクするものだよね。本拠地で達成できたから、本当に素晴らしい瞬間だったよ」と、試合を振り返っていた。
クレイグ・カウンセル監督も「コービンは素晴らしい投球をした。我々が求めたとおりの活躍をしてくれたし、素晴らしい偉業だと思う」と称えていた。
ちなみに無四球、三振記録でいうと、ヤンキースのゲリット・コールが4月12日(同13日)のブルージェイズ戦で2回先頭グリエルを歩かせて以降四球を記録しておらず、その時点からここまで56奪三振をマークしており、バーンズの記録を超える可能性も十分にありそうだ。