「ファンの熱狂をさらに」 PLMテクノロジーアドバイザーに京大特任准教授
山本康正氏は米ベンチャー投資家で京大特任准教授を務めている
パシフィックリーグマーケティングは17日、米ベンチャー投資家で京大特任准教授でもある山本康正氏が「テクノロジーアドバイザー」に就任したと発表した。
パシフィックリーグマーケティングはパ・リーグ6球団の共同出資会社として2007年に設立。「6球団でまとまったらよいこと」「1球団ではできないこと」を考え方の軸とし、リーグ公式動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」や公式メディア「パ・リーグ.com」の運営などを行っている。
また、ミッションには「プロ野球の新しいファンを増やすこと」を掲げ、「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeチャンネルや、スポーツ業界特化型の人材支援サービス「PLMキャリア」運営など事業を推進。今回さらに遂行していくため、シリコンバレーを始めとする米国や日本国内の最新テクノロジー動向に詳しい山本康正氏がテクノロジーアドバイザーに就任することになった。
山本氏は東大で修士号取得後、三菱UFJ銀行ニューヨーク米州本部に就職。ハーバード大学大学院で理学修士号を取得。修士課程修了後に米グーグルに入社し、フィンテックや人工知能(AI)ほかで日本企業のデジタル活用(DX)を推進。自身がベンチャーキャピタリストでありながら、日本企業やコーポレートベンチャーキャピタルへの助言なども行う。ハーバード大学客員研究員、京大大学院総合生存学館特任准教授も務めている。
山本氏は「この度は、パシフィックリーグマーケティング株式会社のテクノロジーアドバイザーに就任したことを光栄に思います。私自身の米国での経験より、日本のスポーツ界において、テクノロジーを使ってファンエンゲージメントを高めることができるチャンスは多いと感じていました。今回このような機会をいただきましたので、プロ野球やパ・リーグファンの熱狂をさらに盛り上げる取り組みを一緒に考えられればと思います」とコメントした。
(Full-Count編集部)