ドジャース筒香嘉智、新天地デビュー2四球を指揮官称賛「ヨシは良かったよ!」
筒香は2打数無安打2四球、ロバーツ監督「非常に良い仕事をしてくれた」
■ドジャース 9ー1 Dバックス(日本時間19日・ロサンゼルス)
レイズからドジャースへトレード移籍した筒香嘉智内野手は18日(日本時間19日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦に「7番・左翼」で移籍後初出場した。2四球で出塁はしたものの、4打席立って2打数無安打に終わった。7回に迎えた満塁の絶好機も凡退。チームは9-1で2連勝を飾った。
2回2死の移籍後初打席は7球粘って四球。4回1死走者なしの第2打席も四球を選んで2打席連続で出塁した。6回1死走者なしの第3打席は3球三振。7回1死満塁の絶好機だった第4打席は浅い右飛に倒れた。早速快音とはいかず、打率.163となったが、ロバーツ監督は再起をかける日本人スラッガーを評価した。
「ヨシは良かったよ! 最初の2打席で2つ四球を得たのは非常に良かった。その後厳しい左腕との対戦や外野への浅いフライもあったけど、しばらくプレーしていないところから戻ってきて、非常に良い仕事をしてくれたと思っている」
筒香は95マイル(約153キロ)を超える速球の対応に苦しんできた。それでも、新天地ではコーチ陣と“打撃改造”に着手。ロバーツ監督は「スイングが以前のものとは変わっていた。我々がまず取り組むことは、以前の姿に戻すことだ。快適で生産的なプロフェッショナルな打者に戻すこと。そこから進んでいきたい」と期待を寄せる。
筒香は試合前にオンラインで入団会見に臨み、「ドジャースという伝統のあるチームに入れたことを嬉しく思います。みなさん、選手の方々が優しく声をかけてくださるので、すごく助かっています。すごくワクワクしています」と語った。指揮官からの期待を活躍へつなげたいところだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)